2008年10月22日、山西省環境保護局によると、同局の劉向東（リウ・シャンドン）局長が、環境改善に大きく貢献したとして08年8月、フランスに本部を置く世界的な公益慈善団体から賞が贈られた。中国新聞網が伝えた。

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劉局長は、06年に山西省環境保護局の局長に着任して以来、全国に先がけて「区域認可制度」を実施し、周辺地域一帯の環境改善をすすめるなど、中国国内で環境破壊がもっとも深刻だったと言われる山西省の環境改善と環境保護に大きく貢献。同省の主要汚染物質の排出量を2年連続で減少させ、6都市・7地方の大気環境品質をはじめて国家2級水準に引き上げることに成功し、国の環境保護政策の方向づけにも貢献。環境保護への取り組みが無駄ではないことを証明した。

この賞は、米国のケネディ大統領や英国のチャーチル首相なども受賞した由緒あるもので、人道的な観点から功績が認められた人物に贈られる。10月29日、劉局長はパリで行われる授賞式に出席する予定になっているという。（翻訳・編集/岡田）