2008年10月23日、中国新聞網によると、国家人口・計画出産委員会の陳立（チェン・リー）発展計画・情報局局長が改革開放・人口発展フォーラムにおいて、中国の人口が2030年頃までには15億人前後にまで膨れあがるという予測を明らかにした。

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陳局長は、中国の人口は現在約13億人だが、今後30年間で新たに2億人増え、さらに農村部から約5億人が都市部へ流入、大規模な人口移動によって住宅問題などがさらに深刻化するとともに、中国の経済社会発展に悪影響をもたらすと指摘した。国が行っている研究によれば、現在の13億2000万人から2033年には15億人前後にまで人口が増加、都市人口は5億7000万人（06年統計）から10億人前後にまで増加するという。

このため、科学的に人口分布の自然条件、資源環境、経済社会や条件などに制限を加えるとともに、国家人口発展功能（機能）区の計画をすすめ、人口の秩序ある流動と分布を導く必要があると、陳局長は話したという。（翻訳・編集/岡田）