2008年10月23日、韓国紙・中央日報は「中国経済停滞の影響が日本、韓国、ドイツに波及」との記事を掲載した。環球時報が伝えた。

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サブプライムローン危機に端を発する金融危機は世界を席巻、当初は比較的影響が少ないと見られた中国経済にも大きな打撃を与えている。5年連続で2ケタ成長を記録したGDPも08年は9％程度に減速すると予測され、今後数年間は低成長が続くと見られる。「産業の穀物」といわれ、あらゆる製造業に必須の原材料となる鉄鋼の価格はここ数か月で40％も下落、製造業全般に不況の影響が広がっていることがうかがわれる。

「世界の工場」中国の不振は、加工機械や部品を輸出している日本、韓国、ドイツにとっても厳しい痛手となる。今年9月以降、加工機械の発注は急減する傾向を見せており、ドイツ紡績機械業界は「第二次大戦後、最悪の後退期」と現状を評している。（翻訳・編集/KT）