中国側窓口トップの初訪台決まる、「2度と暴力事件は起こさない」―台湾警備当局

Record China    2008年10月28日(火) 15時39分

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27日、中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会の陳雲林会長が、11月3日から初訪台する。台湾の警備当局は、2度と暴力事件を起こさないよう万全の体制を敷く構えだ。写真は6月、北京で会談を行った陳会長と台湾側窓口トップの江丙坤理事長。

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2008年10月27日、中国の対台湾窓口機関である海峡両岸関係協会の陳雲林(チェン・ユンリン)会長が、11月3日から初訪台することが決まった。台湾の警備当局は、2度と暴力事件を起こさないよう、万全の体制を敷く構えを見せている。新華網が伝えた。

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台湾では21日、台南市を訪れていた張銘清(ジャン・ミンチン)同協会副会長が、野党民進党の市議らに暴行を受けるという事件が発生したばかり。事件後は、中国各省の観光局官僚が予定していた台湾訪問を中止するなど、大きな波紋を呼んでいた。今回の陳会長訪台決定を受けて、台湾の警備当局責任者である蔡朝明(ツァイ・チャオミン)氏は、「7000人の警察官を動員して、いかなる場所における安全も確保する」と厳しい警備体制を敷く構えを見せた。

陳会長は、11月3日〜7日の日程で台湾を初訪問する。4日にも台湾側対中国本土窓口である海峡交流基金会の江丙坤(ジアン・ビンクン)理事長と会談し、双方間の経済交流や台湾住民が不満を募らせているメラミン汚染事件などについて協議を行う予定。(翻訳・編集/NN)

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