Record China 2008年11月6日(木) 6時46分
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29日、河北省石家庄市の栗進路副市長は、汚染粉ミルク事件の三鹿集団の再編について、「これまでに非主要企業1社を除く7社の社名変更を終え、生産再開にまでこぎつけた」と語った。写真は廃棄処分された三鹿集団製の汚染粉ミルク。
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2008年10月29日、メラミン汚染粉ミルク事件で経営に大きな打撃を受けた大手乳製品メーカー「三鹿集団」のある河北省石家庄市の栗進路(リー・ジンルー)副市長は、同集団の再編について、「これまでに非主要企業1社を除く7社の社名変更を終え、生産再開にまでこぎつけた」と語った。「河北青年報」が伝えた。
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栗副市長は「職員のために職場を確保し、石家庄市の乳製品産業発展に貢献するため、まず委託加工や相手先ブランド生産(OEM)などによって生産開始をし、その後に組織の再編を図る方針だ」と語り、これまでに非大手1社を除く7社の社名変更を終え、生産再開にこぎつけたことを明らかにした。中国では、トラブルを起こした企業が社名を変更し再出発するケースがあり、企業サイドはイメージチェンジに有効な方法と認識していることが多い。
また、関係者によると、三鹿集団のリストラ案をまとめた「三鹿集団の整理・粛清と今後の発展に関する方案」は、国家工業・情報産業部に提出されてすでに同部での調整を終えており、現在大手乳製品メーカー「完達山」「三元」などに話が持ち込まれている。さらに、食品・飲料の大手メーカー「娃哈哈」や乳製品メーカー「飛鶴」などとも委託加工や乳製品の購入・販売の契約が進められているという。
なお、三鹿集団がこれまでに回収した粉ミルクは約1万2346トン、液体ミルクは約3528トンに上り、すべて廃棄処分されている。(翻訳・編集/HA)
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