2008年10月22日、中国で投資家の利益保護を目的として運営される国営の「証券投資者保護基金公司」が投資家を対象に行った調査によると、株価の先行きに自信回復を示した人は7割以上にも上ることが明らかになった。中国証券報が伝えた。

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同公司は07年から、投資家を対象にした大規模な調査を定期的に行ってきた。それによると、今年5月以降、投資家の自信はどんどん落ち込み、8月にピークを迎えた。だが、9月からは2か月連続で、小幅ながら回復を続けているという。記事は、世界的な金融市場の混乱が続く中、中国政府の市場救済政策が功を奏し、投資家の自信が回復した、と評価した。

調査ではまた、短期売買をメインとし、リスク意識が希薄、投資セミナーなどで勉強したいなどと考えている投資家の姿が浮き彫りとなった。所有期間は、1週間から1か月と答えた人が22．3％、1か月から3か月は22．8％に上り、6か月以上はわずか16％に止まった。（翻訳・編集/NN）