2008年11月5日、現地時間4日に投開票された米大統領選で勝利を宣言した民主党候補、バラク・オバマ上院議員に対し、中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席が祝電を送ったと伝えられた。中国新聞社の報道。

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胡主席は「新大統領当選に祝賀の意を表します。米中の建設的協力関係において更なる成長を遂げるため、今後共に尽力できることを期待します」と祝いの言葉を送った。さらに「人類福祉に関わる重要な問題において、米中両国は共通の利益と共同の責任を有する。長期にわたって健康的で安定した米中関係を築くことは、両国とその国民にとっての根本的利益であり、世界平和を守り、また促進するために重要な意義を有する。従って、中国政府は米中関係を一貫して非常に重視してきた。3つの米中共同コミュニケを基礎とした対話や交流を強化し、信頼・協力関係を促進し、両国関係が更に成長することを期待する」とした。

温家宝(ウェン・ジアバオ)首相も同じく、オバマ氏に祝電を送り、「良好な米中関係は両国民の共通の願いであり、アジア太平洋地区と世界の平和を守り、発展させるための必要要素である。米中双方が尽力することで、その協力関係に新たな発展があるだろう」とした。また、習近平(シー・ジンピン)国家副主席も祝電を送った。(翻訳・編集/愛玉)