月探査衛星、2010年にも打ち上げへ―中国

Record China    2008年11月7日(金) 15時31分

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6日、中国中央電視台は月探査衛星・嫦娥2号が2010年にも打ち上げの予定であると報じた。1号と同様に地表探査任務を実施するが、搭載カメラの性能は大幅に向上しているという。写真は嫦娥1号の打ち上げ。

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2008年11月6日、中国中央電視台は月探査衛星・嫦娥2号が2010年にも打ち上げの予定であると報じた。中国新聞社が伝えた。

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2007年10月、中国初の月探査衛星・嫦娥1号が打ち上げられ、無事月軌道に到達した。1年間の予定で地形データ収集などの調査活動に従事している。2号も1号と同じく月面映像の撮影、両極部の地形データ収集の任に当たる。搭載されるCCDカメラの分解能は10メートル前後にまで向上、より精細なデータが期待される。

中国の月探査プロジェクトは3段階が予定される。第一段階は嫦娥1号、2号による月軌道からの探査。第二段階は着陸し月面車を運用する。2012年にも実施が予定され、着陸地点から半径5キロメートルの探査が実施される見通しだ。第三段階は着陸しサンプルを収集した後、地球まで持ち帰ることが任務となる。(翻訳・編集/KT)

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