Record China 2008年11月7日(金) 16時8分
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6日、有害物質メラミンが中国産の卵からも検出された事件を受け、同国内では肉や魚の加工メーカーからも検査依頼が殺到している。写真は山東省済南市のスーパーで売られている卵。自主的に検査を受け、問題がないことをアピールしている。
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2008年11月6日、有害物質メラミンが中国産の卵からも検出された事件を受け、中国国内では肉や魚の加工メーカーからも検査依頼が殺到している。だが、問題はその高額な検査費用。各企業は「もう少し安くならないか」と頭を抱えている。羊城晩報が伝えた。
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広東省広州市でメラミン検査を請け負っている品質監督検査研究院では、1つのサンプルにつき検査費用は600元(約9000円)掛かる。特に乳製品は、9月18日から1ロット毎の検査を義務付けられているため、企業にとってはかなりの出費だ。巷では「試験管を振るだけの検査が、どうしてそれほど高額なのか」という間違った認識が広まっているというが、「実際はそんな単純なものではない」と同研究院の呉玉[亦/金](ウー・ユールアン)氏。呉氏は、「検査機器3台で1200万元(約1億8000万円)。試薬も高額で利益など全く出ていない。社会貢献だと思ってやっている」と反論した。
同研究院では、三鹿集団製粉ミルクへのメラミン混入が発覚した9月10日以降、昼夜を問わず作業が続けられている。この2か月間で行われた検査は1万3000件。うち7割は企業側からの依頼だったという。(翻訳・編集/NN)
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