<食中毒>学校で頻発、政府機関が調査を開始―新疆ウイグル自治区

Record China    2008年11月7日(金) 12時44分

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6日、新疆ウイグル自治区で生徒・児童の食中毒事件が頻発している。4か所の学校で、併せて230人以上もの生徒・児童が食中毒にかかっており、現地政府が調査に乗り出した。写真は海南省での食中毒演習。

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2008年11月6日、中国新聞社によると、新疆ウイグル自治区で生徒・児童の食中毒事件が頻発している。現在までに学校4か所で、併せて230人以上もの生徒・児童が食中毒にかかった。

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自治区衛生庁によれば、5月にアクス地区シャヤール県の小学校で児童61人が食中毒にかかったほか、10月10日にはキュネス県の中学校でも生徒10人、10月19日にはウルムチ市の盲学校で生徒60人、11月4日には昌吉市第7中学校でも100人を超す生徒が食中毒と見られた。現地政府の衛生、教育部門も事態を重く見ており、関係部門が学校周辺のレストランや屋台を中心に衛生検査・調査を進めるとともに、学校の食品安全の潜在的な危険性を徹底的に調べることが取り決められたという。

現地メディアの報道によれば、これ以前にも同自治区では一部の大学や専門学校、小中学校などで学内の飲食面の特別調査が行われ、一部で学生食堂の設備などの衛生面に問題があることがわかっており、食堂従業員の衛生意識の低さや衛生上の知識欠如などが指摘されたという。(翻訳・編集/岡田)

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