日本統治時の神社碑が出土!74年ぶりに―遼寧省瀋陽市

Record China    2008年11月8日(土) 2時38分

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4日、遼寧省瀋陽市で、74年前の日本統治時代に建設された神社の石碑が出土した。今上天皇の誕生を記念して建てられたようだ。

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2008年11月4日、遼寧省瀋陽市で、74年前の日本統治時代に建設された神社の石碑が出土した。チャイナフォトプレスの報道。

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石碑は市内の建設現場で偶然、掘り起こされた。発見した作業員が「一般的な文物とは違う」と感じ、市内の九・一八博物館へ連絡、鑑定を依頼した。博物館は、満州事変(中国では「九一八事変」と呼称)をはじめとした日本軍による侵略と抗日戦争の歴史を紹介する施設。

石碑は高さ1.5m、幅30cm、厚さ15cmほどで、正面に「八幡大神」と彫られている。側面には「昭和9年10月10日」「皇太子殿下御誕生記念」「旧名藤原、改姓土井、蔵吉建設」などの文字が確認された。「皇太子」は、昭和8年12月23日に誕生した今上天皇を指していると推測される。また、正面の「八幡大神」は第16代仁徳天皇(313〜399年)を表している。その陵墓・大仙陵古墳(通称:仁徳天皇陵)は世界最大級の陵墓のひとつである。

このたび出土した石碑は、往時を語る貴重な歴史史料として九・一八博物館が収蔵することとなった。(翻訳・編集/愛玉)

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