2008年11月8日、新華網によると、ブラジル、ロシア、インド、中国のいわゆるBRICs4か国は7日、ブラジルサンパウロで財務相会談を行い、国際金融体制を改革し、世界経済の新局面を展開するべきであると各国に呼びかけた。

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ブラジルのマンテガ財務相は会議後の記者会見で、「今回の会議はBRICs諸国初の公式会談であり、世界が現在直面する金融危機に対応するために、国際金融システムを改革し、その中で発展途中にある国家が貢献できるにはどうするべきかを話し合った」という。

今回の金融危機では先進国の金融分野での管理体制の弱さが目立った。一方、BRICs国家はその中でも活力を有し、柔軟性を表現できており、新興市場経済国家は金融分野でさらに大きな発言力を持つべきだという。

さらに同財務相によると、現在の国際金融システムにおいては管理体制の不備に加え、「透明性の欠如が見られる」という。こうしたシステムには改革が必要であり、世界経済が変化しているということを反映させるべきであり、新興国の力を示すべきであると呼びかけた。（翻訳・編集/小坂）