2008年11月12日、11日付香港・経済通によると、鉄道部発展計画局の楊忠民局長はこのほど、09年の鉄道インフラ投資に600億元を投入する計画を明らかにした。600億元は08年の2倍に相当する金額。

【その他の写真】

楊局長によると、鉄道部は内需拡大を目的に、鉄道建設の着工ピッチを加速させている。08年の鉄道インフラ投資への目標は3000億元だが、最終的には目標を500億元上回って3500億元となる見通し。第4四半期（10−12月）には1500億元以上を投入する予定で、1−9月の合計額に達する。同四半期の建設距離、投資額はともに史上最大規模となる。また、今後3年間の投資総額は3兆5000億元、中長期的には5兆元以上を予定している。

中国共産党の機関紙「人民日報」は「計画通りに実施されれば、600万人の雇用機会を生み出すほか、2000万トンの鋼材、1億2000万トンのセメントがそれぞれ関連需要として創出できる。作業車の受注額は1000億元に達する見通しで、作業車の生産だけで80万人の雇用が生まれ、鋼材の消費量は500万トンとなる」と報じた。（翻訳・編集/KS）