中台留学生50人が大学除籍、文書偽造の疑いで―英国

Record China    2008年11月13日(木) 15時45分

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13日、英国に留学中の中国人学生数十人が、文書偽造の疑いで大学から除籍処分となった。入学の際に提出された英語の実力テストの成績など、多くが改ざんされていた。写真は国際教育展。

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2008年11月13日、中国新聞網によると、イギリスに留学中の中国人学生50人が、文書を偽造した疑いで留学先のニューカッスル大学から除籍処分となった。

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12日、現地メディアの報道によれば、留学生50人が除籍となったが、うち49人が中国本土からの留学生で、残り1人は台湾からの留学生。除籍となる学生の大部分が今年9月からニューカッスル大学ビジネススクールに留学しており、33人が大学院の修士課程に、17人が学部に在籍していた。除籍処分は大学から学生に1人1人直接伝えられ、学生には2週間以内に不服を申し立てる権利があるという。

大学側は「入学の際に提出された書類や成績は改ざんされていた」としており、成績優秀なはずの学生が授業にまったくついて来られないのを不審に思い、提出された書類について発行元に確認したところ、英語の実力テストなど、その多くが偽造されたものだったことが判明。大学はこの件を警察と内務省へ報告するとともに、他の大学に対しても注意を促した。大学側は、除籍となった学生の多くは悪質な留学斡旋業者によって偽造された書類が提出されていたとしており、こうした学生もまた被害者だと指摘している。

現在、イギリスは中国にとって主要な留学先の一つとなっており、およそ10万人が留学しているという。(翻訳・編集/岡田)

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