<中印>係争地の住民、中国への移住が増加―インド

Record China    2008年11月17日(月) 14時36分

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13日、インド紙「ヒンドゥスタン・タイムズ」は、中国との係争地・アルナチャルプラデシュ州で、現地住民が事実上の国境となっている実効支配線を越えて中国側に移住するケースが増えていると報じた。写真はインドのワーラーナシー市。

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2008年11月13日、インド紙「ヒンドゥスタン・タイムズ」は、中国との係争地・アルナチャルプラデシュ州で、現地住民が事実上の国境となっている実効支配線を越えて中国側に移住するケースが増えていると報じた。14日付で中国紙「環球時報」が伝えた。

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同州の中国側ではインフラ建設が進んでおり、インド側と比べて明らかに発展している。そのため、インド政府による開発が進まないことに失望した現地住民のなかには、中国側へと移住する者が増えているという。

同紙報道は移住者の具体数を上げていないが、あるインド政府官僚はそうした移民は存在するものの決して大量ではないと発言している。同地区をめぐってはインドのプラナーブ・ムカジー外相が今月8日に改めて領有権を主張するなど両国の懸案事項となっている。(翻訳・編集/KT)

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