国籍変更のコン・リー、政治委員の資格取り消しか―中国

Record China    2008年11月19日(水) 12時1分

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18日、シンガポール国籍となった女優のコン・リー(鞏俐)が、国政の諮問機関である人民政治協商会議委員に再選される資格があるかどうかをめぐり、中国で議論が沸き起こっている。写真は06年10月、映画のインタビューに応えるコン・リー。

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2008年11月18日、シンガポール国籍となった中国出身の国際派女優、コン・リー(鞏俐)が、昨年まで務めた国政の諮問機関である人民政治協商会議委員に再選される資格があるかどうかをめぐり、ネット上で議論が沸き起こっている。北京晩報が伝えた。

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コンが委員を務めた人民政治協商会議は毎年、全国人民代表大会(国会に相当)と同時に開かれ、「両会」と呼ばれるその会議では国の重要な政策決定が行われる。北京市人民代表大会の関連部門責任者によると、委員になれるのは中国国籍の者のみ。委員に対しては毎年適正が保たれているかどうかの調査があるといい、コンがそこで資格を失うのはほぼ確実と見られている。

コンは大学演劇科に在学中、北京五輪で芸術監督を務めた中国の巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督に見出され、87年に『赤いコーリャン(原題:紅高梁)』でデビュー。その後もチャン監督作品で次々と主演を務め、中国を代表する女優へと成長。チャン監督とは長い間、公私に渡るパートナーだったが結局破局。96年に現在の夫であるシンガポール人実業家と結婚した。(翻訳・編集/NN)

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