2008年11月21日、上海証券報は誘致決定間近と見られる上海ディズニーランドが、市経済に大きな影響を与えるとの期待感を示した。

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長い間うわさとなってきた上海ディズニーランドの建設計画だが、ついに米ウォルト・ディズニー社と上海市で合意間近となった模様だ。着工は2010年の上海万博以後と見られていたが、景気対策のため大型プロジェクトが前倒し着工されるなか、ディズニーランドの建設も早まる可能性があるという。

同紙は、ディズニーランドの直接的な経済効果は決して大きなものではないものの、関連産業の裾野は広く、大きなインパクトを持つとして期待感を示した。現在、中国では輸出製造業中心の産業構造をサービス業を中核とした内需主導型に切り替えるための模索が続いているが、ディズニーランド建設はそのきっかけになる可能性もあると指摘されている。（翻訳・編集/KT）