2008年11月23日、広西チワン族自治区河池市鳳山県で岩壁の崩落事故が発生した。1人が死亡、6人が負傷したほか、少なくとも5人が生き埋めになっていると見られる。人民網が伝えた。

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事故が発生したのは同市巴馬ヤオ族自治州へと向かう道路で、鳳山県中心部から5、600メートル離れた地点だった。岩壁が崩落し、4、5万立方メートルもの石が長さ300メートルにわたって道路を埋め尽くした。トラクター2台、軽自動車1台、オートバイ1台が下敷きになったほか、家屋9軒、倉庫4軒も下敷きとなっている。

現地住民の話によると、崩落した個所には以前、採石場があり、雨が降ると石が落ちてくるなど不安視されていたという。ただし事件の前は数日間雨が降っておらず、事故との関連については今後の捜査を待つ必要がある。現地では救助作業は、崩落した石が多く難航している。今後、被害者数は大きく膨れ上がる可能性があると見られている。（翻訳・編集/KT）