Record China 2008年12月2日(火) 12時32分
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11月25日、映画監督のチャン・イーモウ氏の私生活を暴いた「印象中国;張芸謀伝」が今年8月に出版されたが、その内容に激怒した監督は著者と出版社を告訴するかまえ。写真は映画「活きる」撮影時のチャン氏と主演女優のコン・リー。
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2008年11月25日、著名映画監督・チャン・イーモウ(張芸謀)氏が総合演出を手がけた北京五輪開会式の翌日、同氏の私生活を暴露した本が出版された。その本の内容が「重大な権利侵害」にあたるとして、チャン監督は本の著者と出版社を相手取り訴訟を起こすことに。「華西都市報」が報じた。
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11月24日、北京新画面公司の弁護士はチャン監督から、今年8月9日に出版された「印象中国;張芸謀伝」の作者・黄暁陽(ホアン・シアオヤン)氏と華夏出版社を告訴するよう依頼されたと発表。12月中旬か下旬にも訴状を裁判所に提出するとのこと。北京五輪閉会後、忙しさも一段落したチャン監督が問題の本を読んだところ、あまりにも事実に反する記述が多すぎて激怒。中国の芸能界に20年以上籍を置き、これまでさまざまなスキャンダルや噂の的になったチャン監督だが、告訴に踏み切ったのは今回が初めてで、彼の怒りの大きさがわかるというもの。
特に監督デビュー作「紅いコーリャン」の主演女優コン・リー(鞏俐)との関係について同書は、「当時、張監督は前妻・肖華(シアオ・ホア)と結婚していたにも関わらずコン・リーと深い関係になった」と記述。チャン監督が妻に別れを告げる場面などが克明に記されているが、これについて「まったくのデタラメ」と監督。また同書の装丁に使われたチャン監督の署名はニセモノだという。(翻訳・編集/本郷)
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