<世界無形遺産>「紙」「墨」など35件を最終提案―中国

Record China    2008年12月1日(月) 20時31分

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30日、来年9月に作成予定のユネスコの「人類の無形文化遺産の代表一覧表」に、中国は最終的に35件を提案したことが分かった。写真は安徽省歙県で伝統の「徽墨」を作る職人達。

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2008年11月30日、来年9月に作成予定のユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」(代表一覧表)に、中国は最終的に35件の記載を提案したことが分かった。北京青年報が伝えた。

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このうち最も注目を集めているのは、安徽省宣城産の「画仙紙」と同省徽州(現在の歙県)産の「徽墨」。中国では昔から「紙」「硯」「筆」「墨」を「文房4宝」と呼び、珍重されてきた。このほかにも「書道」「ウーロン茶の製造技術」「茅台(マオタイ)酒の蒸留技術」などが提案された。

これまでの「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」(傑作宣言)は、今後は宣言を行わずこの代表一覧に統合される。傑作宣伝では1か国につき1件しか提案できなかったが、代表一覧ではその数が無制限となった。中国無形文化遺産保護センターの鄭長鈴(ジョン・チャンリン)副主任は「中国は無形文化の宝庫。これまでのペースでは、数百年かかっても申請しきれなかった」と歓迎する。

傑作宣言では中国はこれまでに、「昆劇」(01年)、「古琴」(03年)、「新疆ウイグル自治区ウイグル族の大曲(ムカム)芸術」(05年)が認定されている。(翻訳・編集/NN)

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