台湾総統が本土向け番組で語りかけ、最大の関心事は「統一」―中国

Record China    2008年12月3日(水) 10時51分

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2日、台湾の馬英九総統が就任後、初めて中国本土向けのTVインタビューに応じるに当たって、事前にインターネット上で質問や意見を募集したところ、これまでに6000件以上ものリクエストが寄せられたという。写真右が馬総統。

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2008年12月2日、台湾メディアが馬英九総統に対して中国本土向けのTVインタビューを実施するにあたり、事前にインターネット上で質問や意見を募集したところ、6000件以上ものリクエストが寄せられたことがわかった。中でも最大の関心事は「両岸(中国と台湾)統一」だったという。インタビューは3日に行われる。国際先駆導報が伝えた。

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ネットユーザーからの質問の中身は、「金融危機への対策」「米国からの武器購入」など政治的なものだけでなく、馬総統の趣味や健康法、さらには「お嬢さんが中国本土の男性と結婚したいと言ったら許可しますか?」「いつも若々しい秘訣は?」などのプライベートなものまで多岐にわたった。中でも最も関心が高かったのは「両岸(中台)統一」に関する事で、馬総統が当選後初めて受ける中国本土向け番組のインタビュー中でどのように答え、また本土市民に対してどう語りかけるかに注目が集まっている。

台湾問題の専門家は「両岸関係について何か重大な発表を行う可能性もある」としている。一方、中国社会科学院台湾研究所の孫昇亮(スン・ションリアン)研究員は「馬総統の政治スタイルから考えて、この場で何か大きなアクションを起こすとは考えにくい」とし、「両岸の最近の協力関係がもたらしているメリットを強調するとともに、今後さらに関係を改善していく決意を述べるにとどまるだろう」との見方を示している。(翻訳・編集/HA)

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