Record China 2008年12月8日(月) 13時10分
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6日、先に発表された調査結果から、中国の喫煙人口が3億5000万人を突破し、年間100万人が喫煙による疾病で死亡していることが明らかとなった。写真は南京市の喫煙者。
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2008年12月6日、先ごろ発表された全国流行病学調査から、中国が世界一の喫煙大国であることが明らかとなった。中国の喫煙人口は3億5000万人を突破し、年間100万人が喫煙による疾病で死亡している。「北京晨報」の報道。
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ニコチン依存は社会問題として深刻化しており、この傾向が特に顕著なのはアジア地域。世界的な研究データによると、長年喫煙し続けてきた人が自らの意思で1年以上の禁煙に成功する率はわずか3%という。
喫煙は心筋梗塞、脳卒中、がん、慢性呼吸器疾患などさまざまな健康障害を引き起こす危険因子。そのため世界保健機関(WHO)も「たばこは命を奪うもの。どんな種類でも人体に害がある」と警告している。
さらに記事は、受動喫煙によってたばこを吸わない子どもたちも被害に遭っていると指摘する。受動喫煙にさらされる場所の割合は、家庭と公共エリアがそれぞれ43.9%、55.8%。調査データから中国では5億4000万人、そのうち15歳以下の子ども1億8000万人が受動喫煙にさらされていると推測される。1984年、96年、2000年の調査データをみると、喫煙率は下降傾向を示しているが、受動喫煙の被害については何も改善されていない、と記事は伝えている。(翻訳・編集/SN)
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