<食の安全>メラミンなど、相次ぐ健康被害に対応策―中国

Record China    2008年12月9日(火) 10時47分

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8日、中国政府は、メラミンなど非合法の食品添加物を摘発するキャンペーンを実施する。写真は工業用着色料スーダンレッドを用いたアヒルの塩卵。

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2008年12月8日、中国衛生部の陳嘯宏(チェン・シャオホン)副部長は中央政府の9部局が合同で、メラミンなど非合法の食品添加物を摘発するキャンペーンを実施することを明かした。新華社が伝えた。

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今年9月、中国製粉ミルクにメラミンが添加されていることが発覚、乳児29万人に被害を与える空前の惨事となった。メラミン以外でも、工業用着色料であるスーダン・レッドを使用したラー油とアヒルの塩卵、基準値を超えたホルムアルデヒドが検出された魚など中国食品の安全問題が相次いでいる。

事態に対処するべく、衛生部、工業情報化部、公安部、監察部、農業部、商務部、工商行政管理総局、質量監督検験検疫総局、食品薬品監督管理局ら9部局は合同キャンペーンを実施することを決定した。各業界の自主的な調査及び政府機関のサンプル調査、違法物質の販売元の取り締まり、食品添加剤の生産許可制度の制定が行なわれる予定。(翻訳・編集/KT)

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