2008年12月10日、三秦都市報によると8日夜、陝西省渭南市の渭南技術学院の女子学生寮で、女子学生が周囲にいた女子学生をナイフで次々に斬りつけるという事件が起き、6人がケガをした。

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事件が起きたのは8日午後10時頃。キャンパス内の女子学生寮で、電子技術専攻の2クラスの学生間で諍いがおき、そのさなかに事件は発生した。事件を捜査している公安当局の取り調べによると、今月3日、寮内で「ドアをたたく音が大きい」として学生間で口論となったことを発端に、翌4日には10数人での殴り合いに発展。5日以降も同様の事件が続き、8日、数人から殴られた女子学生がナイフで応戦し、6人を次々に斬りつけたという。

斬りつけた女子学生は事件後、現場を離れ、大学近くの病院で手当を受けていたが、大学に戻ったところを警察に取り押さえられた。取り調べに対し、女子学生は「ナイフはたまたま乗ったタクシーで拾った」と話しているという。

斬りつけられた学生たちは病院へ搬送されたが、1人は現在も意識不明の状態が続いている。他の学生も胸や腕に重傷を負っているという。（翻訳・編集/岡田）