Record China 2008年12月10日(水) 17時26分
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10日、米ワシントンを訪問中のシタル(斯塔)中国共産党中央統一戦線工作部副部長は記者会見で、「中央政府は依然としてダライ・ラマに期待を抱いている」と述べた。写真はシタル氏。
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2008年12月10日、米ワシントンを訪問中のシタル(斯塔)中国共産党中央統一戦線工作部副部長は、在米中国大使館で行われた記者会見で、先月行われたダライ・ラマ14世特使との会談に触れ、「中央政府は依然としてダライ・ラマに期待を抱いている」と述べた。中国新聞網が伝えた。
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シタル副部長はダライ・ラマ氏に対する中央政府の立場について聞かれると、「扉はいつでも開かれている。ダライ・ラマ氏に抱いている期待は変わらない。だが、『独立』や『半独立』、あるいは『形を変えた独立』は全てノーだ」と回答した。具体的にはどのように「期待」しているのかについては、「祖国分裂の立場を捨て、愛国の立場に戻ることを『期待』している」と述べ、「高度な自治」を求めるダライ・ラマ側の意見を一蹴した。さらに、「いかなる国家の首脳がいかなる名目の上でも、ダライ・ラマと会見することは反対」とする中国の立場を改めて強調し、ダライ・ラマ特使との会談は「中国内部の事情」であると述べた。
シタル副部長は最後に、「今回の訪米で米国各界にチベットの真実とチベット人の本当の気持ちを伝えたい。チベット人は50年代の封建農奴制の時代には戻りたくないと願っているのだ」と語った。(翻訳・編集/NN)
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