バス待ちの老人が路線バスにはねられ圧死、原因は車両設計上の問題?―北京市

Record China    2008年12月10日(水) 21時18分

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10日、北京市のあるバス停で、バスを待っていた老人が超大型の路線バスにはねられて死亡する事故が発生。一部メディアで「原因はバスの設計上の問題」との報道がされ、議論を呼んでいるという。写真は北京市の大型路線バス。

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2008年12月10日、北京晩報の報道によると、北京市のあるバス停でバスを待っていた老人が、超大型の路線バスにはねられて死亡する事故が発生。一部メディアで「原因はバスの設計上の問題」との報道がされ、議論を呼んでいるという。

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事故車は車両前部が約10m、中間に約1.5mの連結部をはさんで後部が約7m、全長18m以上の超ロングサイズ。運転には熟練した技術が必要だとされている。

一部メディアで設計上の問題が指摘されたことについて、バスの構造に詳しい関係者は「車両右側のバックミラーで目視できる範囲は車体前部から後ろ13mあたりまでで、それより後ろは非常に見にくい」と語り、「多くの運転手が同様の認識を持っている」と指摘する。

一方、バスを製造したメーカーでは「運転にはかなり高度な技術が必要だが、バスは北京市に導入されてからすでに数年経過しており、設計や構造上の問題ではない」と反論。

事故の原因について、ある弁護士は「老人は禁止されている場所に立っていて事故に遭っており、責任は運転手だけでなく、老人にも一部あるだろう」と話し、車両の設計上の問題については「現段階ではコメントできない」との態度を示している。(翻訳・編集/HA)

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