Record China 2008年12月11日(木) 11時27分
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2008年12月、韓国紙・中央日報は「中韓友好にもっと多くのイ・ジャンス(李章洙)監督を」と題したコラムを掲載した。中韓友好に危機が訪れる中、人的交流により関係を強化すべきと提唱した。写真はイ監督。
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2008年12月、韓国紙・中央日報はコラム「中韓友好にもっと多くのイ・ジャンス(李章洙)監督を」を掲載した。10日、環球時報が伝えた。
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イ・ジャンス監督はサッカー・中国スーパーリーグにおいて現在、唯一の韓国人監督。2007年から北京国安チームを率い、昨年は準優勝、今年は3位と2年連続でAFLチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を手にした。優勝こそできなかったもののサポーターの信頼は厚く、リーグ最終戦には「STAY!おれたちのイ・ジャンス」との横断幕を掲げられたほどだ。
一方、中国では近年、「嫌韓」感情の高まりが伝えられる。また韓国ではウォン急落など経済危機が伝えられる中、かつてあこがれの国だった韓国が急速に侮べつの対象へと変化しているという。一時は中国の映画界、ドラマ界を席巻した「韓流」も人気を失い、今では「寒流」だと笑われている。
こうした中国の態度に韓国では、ネットユーザーを中心に「時代遅れの大国主義」「狭隘なナショナリズム」と批判する声が強まっている。しかし、コラムは韓国にも同様の「ナショナリズム」はあるとして一方的な批判を戒める。むしろ中国はいまや韓国にとって最大の貿易パートナーであり、未来をともにする隣国同士として協力することが必要だと説く。そのためには中国に韓国の必要性を示すことが重要だとして、サッカーだけではなく、経済、学問、文化などあらゆる分野においてイ監督のように中国で活躍する韓国人が登場することを望むと訴えた。(翻訳・編集/KT)
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