<金融危機>中国とインド、「突然弱く…」―英経済誌

Record China    2008年12月16日(火) 17時47分

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15日、英誌「エコノミスト」最新号で、世界的な金融危機のあおりを受けて「中国とインドの経済が突然脆弱になった」との特集記事が掲載された。写真は四川省成都市の生活困窮者に支給された消費券。

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2008年12月15日、「環球時報」によると、13日付の英経済誌「エコノミスト(The Economist)」は「中国とインド、突然脆弱になって…(China and India Suddenly vulnerabl)」という特集記事を掲載した。

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同誌は、「世界的な金融危機の影響を受けて、世界で最も人口の多い国である中国とインドは突然の激変に見舞われた。世界で最も経済成長を遂げている中国とインドは、つい最近まで金融危機の影響を受けるとは考えられていなかった。だが世界経済の低迷はこの両国に大規模失業を引き起こす」と予想。

「確かに中国とインドは世界経済のなかで最も活気がある国だが、両国ともに政治的にも経済的にも困難な局面にある。インドは金融危機のほかにも11月に発生したムンバイ同時テロという打撃を受けた。このため来年のインドの経済成長率は5.5%どまりとみられている。中国の経済成長率が同様の数字に落ち込めば、悲惨な状況になるだろう。人々が恐れているのは、中国政府が人民元の切り下げで国内の輸出産業を助けようとすることだ」と述べている。

同誌は最後に「インドは中国より優位な点が2つある」と指摘。それは「インドには経済問題に関して豊富な経験があることと、民主的な政治体系が意見の対立を解決できること」だという。

この記事に対し、中国のネットユーザーらは「英国人は今でも元植民地の味方をするようだ」「先ず英国経済を立て直してから、他国を論じてくれ」などと強く反発している。(翻訳・編集/本郷)

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