2008年12月15日、国際先駆導報は来年秋の建国60周年式典閲兵式に向け、早くも準備が進められていることを報じた。

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中国は今年、北京五輪というビッグイベントを無事終了したが、来年には五輪に勝るとも劣らない重要性を持つ、建国60周年式典を控えている。毎年華やかな式典が開かれる国慶節（中国の建国記念日、10月1日）だが、10年ごとの区切りの式典は大規模なものとなる。その目玉は人民解放軍の各兵科がそろう大閲兵式となる。胡錦濤（フー・ジンタオ）国家主席は、毛沢東（マオ・ツォートン）、トウ小平（デン・シャオピン）、江沢民（ジアン・ズーミン）に続き、大閲兵式を実施する国家指導者となる。

このビッグイベントに向けすでに準備が始まっているもようだ。香港紙・星島日報は五輪組織委員会が改組され、閲兵式の組織、演出を担当すると報じている。またマカオ紙・澳門日報によると、北京市では早くも大閲兵式のために女性兵士の募集が始まっているという。選抜された者は年明けから10か月にわたる厳しい訓練が実施される。軍内部でも閲兵式に参加する兵の選抜が始まっていると伝えられた。（翻訳・編集/KT）