2008年12月15日、2010年の上海万博開催に向け準備を進める上海万博事務局の洪浩（ホン・ハオ）局長は、世界的な金融危機の影響について「今のところ出展を辞退した国はない」と述べた。新華網が伝えた。

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上海万博事務局は15日時点で世界228か国・国際組織の出展が確認されていると発表した。内訳は183か国、45の国際組織。国連加盟国の95％が出展を表明している。洪局長は「多くの協賛企業を含め、各出展国（組織）は金融危機を万博出展の障害とは見ていない。万博出展を通じて中国との関係強化を図ることに重点を置いているようだ」と述べた。

このほか、金融危機の影響が深刻なアイスランドも「経済立て直しのチャンス」と出展を決定したという。会場ではフランス館が着工、ドイツ館も定礎式を済ませるなど、着々と準備が進められている。（翻訳・編集/NN）