中華帝国に屈する米国、オバマ次期大統領の早期訪中は敗北?―米メディア

Record China    2008年12月17日(水) 12時15分

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14日、米ジャーナリストのリチャード・ハロラン氏は、オバマ次期大統領の早期訪中は「米国が中国に屈した」との印象を与えると警告した。写真は05年、訪中したブッシュ大統領。北京五輪のマウンテンバイクコースを訪れた。

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2008年12月14日、米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は、米国人ジャーナリストであるリチャード・ハロラン氏のコラム「アジアを重視せよ」を掲載した。16日付で環球時報が伝えた。

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オバマ次期大統領はすでに就任後の方針を数多く発表しているが、その一つが早期の中国訪問。就任後1か月以内に国務長官、財務長官、国防長官らを伴い訪中、オバマ政権の対中外交の基盤を固める方針を示している。

この方針に対し、ハロラン氏は「極めて愚劣な提案」だと批判している。同氏はアジアにおいて外交儀礼の持つ象徴的な意味合いは欧米以上のものがあると指摘、オバマ次期大統領の訪中は中国側に屈したとの印象を与えかねないと警告した。

ハロラン氏は英国が1792年と1816年に清朝政府に外交使節を送りながらも、皇帝への「三跪九叩頭(頭を地面に9回打ちつける儀礼)」を拒否したため交渉は成立しなかったことを紹介し、オバマ訪中は「三跪九叩頭」そのものとして、まずは中国政府指導者を米国に招くべきだと提言した。(翻訳・編集/KT)

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