中国漁船の度重なる警官暴力事件に「武力行使を」―韓国メディア

Record China    2008年12月18日(木) 16時25分

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14日、中国漁船の立ち入り検査を行っていた韓国の海上警察官が、乗組員から鉄製の棒で殴られるなどの暴行を受け負傷する事件が発生した。写真は中国の漁港。

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2008年12月16日、韓国聯合ニュースは、中国漁船による警察官の暴行事件が再び発生したと報じた。14日に中国漁船の立ち入り検査を行っていた韓国の海上警察官が、乗組員から鉄製の棒で殴られるなどの暴行を受け負傷したというもの。環球時報が伝えた。

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事件は14日午後3時ごろ(現地時間)、中国漁船を立ち入り検査していた韓国海上警察の警察官2人が、乗組員から鉄製の棒などで殴られ負傷したというもの。2人ともヘルメットを着用し、ライフジャケットを着用していたため、軽いケガで済んだ。その後、中国漁船は逃走、艦艇5隻とヘリコプター1台で追跡したが、捕まえることができなかったという。

韓国メディアはこのニュースを一斉に報道、世論も激しい怒りをあらわにし、「韓国の法律を守れないのなら、射殺もやむを得ない」とする声も多くあがっている。韓国では今年9月26日〜11月23日、計158隻の中国漁船を拿捕、今月12日には警察官を負傷させた中国人乗組員5人に対し、拘禁1〜2年と罰金を言い渡している。

韓国では、排他的経済水域(EEZ)内で不法操業する中国漁船が後を絶たず、立ち入り検査中の警察官が暴行を受ける事件も頻発。9月には警察官が海に突き落とされ死亡する事件まで発生したため、取り締まりの強化に乗り出したばかりだった。(翻訳・編集/NN)

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