中国人、マナー悪いと海外旅行もおあずけに？

2006年9月17日、香港の新聞「文匯報（ウェンフイバオ）」は、中国政府が「国民の外国旅行時のマナー改善計画書」を作成し、マナーを守れない市民の海外旅行を制限するため「中国旅券法」の改訂準備を進めていると報じた。かつて海外訪問時に中国観光客のイメージを損なう行為をしたことが確かな者には、すぐに旅券を発行しないか、もしくは出国を制限する措置が取られるという。中国人観光客が世界の各観光地でよいイメージを持たれていないことは、以下の6大非文明的行為として指摘されている。1、服装が汚く、マナーに外れた行動をとる。2、環境衛生を守らない。痰を吐き、通りで小便をすることもある。またゴミの違法投棄や、外国の衛生条例に触れる行いをする。3、礼儀を知らず、ガイドなどの注意を聞かず、現地の風俗習慣を尊重せず、禁煙の場所で喫煙をし、体が不自由な者に席を譲らない。4、公共の秩序を守らない。飛行機に乗るとき荷物棚を占有しようとする。キャビンアテンダントと口論する。5、観光地の文化財や、公園のベンチやテーブルなどに落書きをする。公費の旅行者は観光せず、公然と賭博場や歓楽街で遊ぶ。6、環境と公共施設を愛護しない。駐車違反をし、公園の植物の葉や花を摘み取る。

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