不況でホワイトカラー層は自立?!家政婦利用者が激減―北京市

Record China    2008年12月29日(月) 7時5分

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27日、家政婦を利用する人が従来と比べ3割減少していることが分かった。原因としてはホワイトカラー層による利用が減ったことが大きい。写真は鄭州市で行われた家政婦派遣会社主催の「家政婦技能大会」。

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2008年12月27日、26日に開かれた北京家政服務協会年度理事会によると、日雇いの家政婦を利用する人が従来と比べ3割減少した。家政婦の利用を減らす、あるいはやめるホワイトカラー層の家庭が増えたためで、これにより需要が減少し、ある家政婦派遣会社では、12月の家政婦利用料は前月比20%減にまで落ち込んだという。北京晨報が伝えた。

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今年後半の家政婦派遣業界の相場は波が大きい。8〜9月には利用料が1600元まで跳ね上がったが、10〜11月には約20%の急落。最近はわずかながら上昇しており、春節までは上がり続ける見通しだ。

ただ、一部業者は、春節後に各地から失業者が多数北京に押し寄せてくることを予想している。そうなれば供給過多で利用料が下がることは避けられず、下げ幅がどの程度になるか全く見通しが立たない。

家政婦に支払われる報酬は、現在のところ未経験者で月900元から1000元(約1万1900円から約1万3300円)、ある程度以上の経験があれば1000元以上、日雇いの場合は1時間12元から25元(約160円から約330円)が相場だ。

「家事ヘルパーの利用は減っているが、老人介護ヘルパーの需要は増えている」と、ある北京の家政婦派遣会社幹部は話す。現在のところ需要の減少は鮮明ではないが、日雇い家政婦の場合は3、4割は減少していると見られる。(翻訳・編集/津野尾)

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