2008年12月29日、中国交通運輸部は旧正月「春節」を1月26日に控えて、08年の春節時期に発生した低温と大雪被害のような不測の事態に備え、国内各部署に対しあらゆる突発事件に対応できるよう強く求めている。「中国新聞網」が伝えた。

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09年の春運（春節の帰省ラッシュに応じた特別輸送態勢）は1月11日から2月19日までの40日間実施され、春運期間中の全国道路旅客輸送量は前年比3％増の延べ20億7000万人と予想されている。水路での旅客輸送量は述べ2900万人で前年比1％増になる見込み。

このため、交通運輸部は国内の交通機関に従業員への安全教育強化を指示、移動車両の点検や旅客に対する安全検査の徹底とGPSの搭載などを強く求めている。同時に08年の春節前後に経験した異常気象による全面交通マヒなどの不測の事態に備えて、「春運期間緊急運輸通行証」の発行を活用。緊急時には、輸送会社以外の民間企業が所有する車両での省内短距離旅客輸送が可能になるとしている。（翻訳・編集/本郷）