毛沢東時代に流行の中国製スポーツシューズ、欧州で大人気に―中国紙

Record China    2009年1月1日(木) 11時9分

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12月30日、中国で1950年代に大流行した運動靴が新生され、高級ブランド「セリーヌ」とのコラボを実現したタイプが製作されるなど、ヨーロッパを中心に大人気を博しているという。

2008年12月30日、環球時報によると、中国で1950年代に大流行した運動靴が新生され、高級ブランド「セリーヌ」とのコラボを実現したタイプが製作されるなど、ヨーロッパを中心に大人気を博しているという。

新生されたのは、中国で1920〜30年代に生産が開始され、50年代に大流行した「飛躍」という名前の運動靴。新生「飛躍」の生みの親は、かつて上海市で生活し、「飛躍」を愛用していたフランス人・バスチャン氏。バスチャン氏はある日、入手困難になりつつある「飛躍」を改良して世界に売り出そうというアイデアを思いつき、友人3人とともにパリと上海に作業所を開設。現代の若者に愛用されるように改良、試作を重ねたという。

バスチャン氏は新生「飛躍」を売り出すにあたり、販売ルートを高級百貨店などに限定するという戦略を採用。また、「セリーヌ」とのコラボを実現するなど、「安物の運動靴」から「高級スポーツシューズ」へのイメージチェンジにも成功し、欧州で大人気を博した。

中国では現在、ネットショップを通じて旧タイプの「飛躍」のみが入手できるが、価格は数十元(1元=約13.2円)に過ぎない。一方、ヨーロッパで販売されている新生「飛躍」は90ユーロ(約1万1400円)と、価格面でも差別化が図られている。

なお、新生「飛躍」の販売は現在、ヨーロッパを中心とした世界350か所に限定されており、アジア地区では日本でのみ販売されているという。(翻訳・編集/HA)

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