Record China 2009年1月5日(月) 16時8分
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3日、四川省文物考古研究院などの考古学調査隊が、北川チャン族自治県での調査を行った結果、清代に作られたとみられる石橋がほぼ完全な形で発見された。
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2009年1月3日、天府早報の報道によると、四川省文物考古研究院、綿陽市文物局および北川チャン族自治県博物館の専門家で組織された考古学調査隊が、北川チャン族自治県の中心地区移設予定地での調査を行った。その結果、清代に作られたとみられる石橋がほぼ完全な形で発見された。
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調査は08年12月29、30日の2日間に渡って行われ、順義村の皇恩寺や漢・晋・宋代の墳墓などが発見されたが、特筆すべきは順義村と温泉村の交わる場所にある石橋。精巧な設計、合理的な構造、さらに精緻を極めた装飾は四川省でも類を見ない古代橋梁建築で、四川大地震でも被害を免れた。全長13m、2本の橋脚が八の字に橋梁を支え、石柱の両端にはそれぞれ龍の頭と尻尾の彫刻が施され、さながら泳ぐ龍のように見える。付近の住民に「大橋」と呼ばれていた無名のこの橋、専門家はおそらく清朝中期に建設されたとみている。
同県は四川大地震で大きな被害を受け、県の中心地区を綿陽市内の安昌周辺に移設する事が決まっている。公布済の「北川チャン族自治県新県再建総体計画法案」により、今回発見された橋梁などは保護範囲に含まれているという。(翻訳・編集/中原)
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