<経済危機>97年と比べ傷浅い、年後半には回復基調へ―中国政府

Record China    2009年1月12日(月) 15時29分

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10日、中国国家統計局の姚景源総経済師は1997年のアジア通貨危機時と比べ現在の経済危機の傷は浅く、中国経済は今年後半にも回復軌道に乗るとの見方を示した。写真は今年1月、山東省の市場。安売りに行列が出来た。

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2009年1月10日、中国国家統計局の姚景源(ヤオ・ジンユエン)総経済師は中国証券報のインタビューに答え、1997年のアジア通貨危機と比べ現在の経済危機の傷は浅く、中国経済は今年後半にも回復軌道に乗るとの見方を示した。新華社が伝えた。

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姚総経済師は経済成長、失業率、物価、国際収支という代表的な指標で見れば、中国経済の打撃は決して大きなものではないと指摘、2008年の第4四半期には成長率が低下したものの08年通年では9%以上の成長をキープしたとの見方を明かした。

今後、世界経済の減速に伴い輸出は厳しい局面を迎えるものの、積極的な財政出動と金融緩和により内需が成長、中国経済を支えると主張した。1997年のアジア通貨危機で中国が受けた傷は大きく回復には5年という時間が必要になったが、現在の経済危機はより短い時間での回復が可能であり、今年後半にも回復軌道に乗ると予測している。(翻訳・編集/KT)

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