2009年1月10日、北京五輪の収支決算は遅くとも6月までには発表されることが分かった。新京報が伝えた。

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この日行われた「北京五輪村ドキュメント」の出版記念式典に出席した北京五輪組織委員会執行副会長の劉敬民（リウ・ジンミン）北京市副市長が明らかにした。劉副市長は収支決算の発表時期について「今年上半期中には発表できる」としたが、3月に開催される「両会」（全国人民代表大会と中国人民政治協商会議＝国会とその諮問機関）で発表する予定はないと述べた。

北京五輪組織委は招致期間中の財務予算で、招致から大会閉幕までの総収入を16億9000万ドル、総支出を16億2500万ドルとし、1600万ドルの黒字と発表していた。その後、テロ対策費の増額や人民元レートの変動などにより、総支出は20億ドル強に修正されたものの、「若干黒字」の目標を達成できるとの見方は変えていない。（翻訳・編集/NN）