2009年1月12日、中国石油天然気股〓（にんべんに分、以下同）有限公司（ペトロチャイナ）、中国石油化工股〓有限公司（シノペック）の中国石油最大手の2社が、1月に石油製品の輸出を拡大させることがわかった。同月のガソリンとディーゼルオイルの輸出量は2社合計で少なくとも32万トンに上るとみられ、08年の月平均だった10万トンから大きく拡大することになる。12日付香港・経済通が伝えた。

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経済の低迷を受けて国内の消費が落ち込む中、海外に販路を求めることで、高まる在庫圧力を緩和させる狙いがある。11月末の同2社を合わせた在庫量はガソリンが前月比5．14％増の3480万バレル、ディーゼルオイルが同0．78％増の5200万バレルとなり、ともに過去最高を記録した。同2社は傘下精製工場の1月の原油加工量を減少させる方針を明らかにしており、在庫減らしに向けた動きが活発化している。（翻訳・編集/KS）