西洋人の目に映る中国人は「冷酷無情」?―独メディア

Record China    2009年1月13日(火) 22時3分

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10日、ドイツメディアが「中国人は冷酷無情か」との記事を掲載。血縁や民族的つながりは深いが、それ以外では「ダーウィニズム的」だという。写真は英語堪能やその経歴などから中国メディアに大きく取り上げられて話題となった「史上最強の物乞い」。

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2009年1月12日、鳳凰網によると、ドイツの中国語ラジオ放送「ドイツの声」は10日、「中国人はみな冷酷無情か」との記事を掲載した。

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記事では、「中国人は事故が起きた際、自発的に人命救助を行う人が明らかに欧米よりも少ない」といった例が挙げながらも、中国人が本当に冷酷無情なのかというと、「そうではない」と指摘。西洋諸国と比べ、中国では目上の人を敬い、親類縁者に対する責任感も強く、たとえ遠い親類でもそのつながりは深いのだという。また、自分とは無関係の人には目もくれないのかというと、そうでもなく、四川大地震の際に見られたように、見知らぬ人にも同情や助け合う気持ちも強く、特に民族的な連帯感が強いという。

ただ、血縁や民族的なつながりの「外」にある人たちに対しては、責任感や連帯感はあまり発揮されない。また経済競争の激しい現代社会では「他人」を思いやる余裕は見い出しにくく、まったくの見知らぬ人のためにリスクを負う気持ちは減っており、自然淘汰による適者生存を旨とする「ダーウィニズム的」な様相を呈していると記事はまとめている。(翻訳・編集/岡田)

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