返還から12年、中国化した香港=10年以内に通貨も統一―香港紙

Record China    2009年1月14日(水) 10時19分

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13日、香港紙・大公報はUBS銀行資産管理・証券顧問の陳東氏のインタビューを掲載した。同氏は今後10年以内に香港ドルが廃止され、人民元に統一されると予測している。写真は人民元と香港ドル。

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2009年1月13日、香港紙・大公報はUBS銀行資産管理・証券顧問の陳東(チェン・ドン)氏のインタビューを掲載した。同氏は今後10年以内に香港ドルが廃止され、人民元に統一されると予測している。13日、中国新聞社が伝えた。

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以前の香港経済はアメリカ経済の強い影響を受けていたが、中国の経済発展に伴い今では本土経済の影響力が圧倒的な影響を及ぼしている。香港株式市場の時価総額のうち50%以上は本土企業のもの。返還から12年が過ぎた今、「香港は名実ともに中国の都市になった」と陳氏はコメントした。

こうなると問題になるのが香港ドルのレート。米ドルとの固定相場制がしかれているため(2005年より目標相場制となり、一定範囲内でレートが変動)、米ドル安に伴って香港ドルも価値が下落してしまう。「この問題の解決策は香港ドルを捨て人民元に統合することだ」と陳氏は主張、「中国が人民元の自由な兌換を認めた時が統合にとって最適のタイミングになる」と指摘した。(翻訳・編集/KT)

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