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13日、人口問題が深刻化している北京市が新たな人口抑制策に着手する。人口の分散化を図り、密集している中心地区の環境を改善するという。写真は北京市。
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2009年1月13日、中国新聞網によると、人口問題が深刻化している北京市が新たな人口抑制策にとりかかる。市内人口の分散化を図り、人口が密集している中心地区の環境を改善するという。
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市発展改革委員会の王海平(ワン・ハイピン)副主任によれば、北京市の人口は地方からの人口流入により急増しており、特に教育や衛生環境、住宅などの需要に対する大きな圧力となっている。そこで同市では現在、資源環境の拡充やインフラ整備を進めるほか、人口の流動状況など動的データの把握に努めている。また、人口抑制の具体的指標や責任制の導入などについても検討中だという。
現在、北京市の人口は1600万人を上回っているが、市の戸籍を持っている人は約4分の3で、残り4分の1は地方からの流入人口。市全体の常住人口密度は1平方キロメートルあたり995人だが、中心地区の同密度は実に2万2000人を超えているという。(翻訳・編集/岡田)
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