2009年1月14日、14日付香港・経済通によると、中国有数の大富豪で、中国大手家電チェーン、国美電器控股有限公司の主席を務める黄光裕氏が株価操作など複数の疑いで警察当局から取り調べを受けていることに絡み、黄氏による違法な資金のやり取りが700億元に上ることが明らかになった。

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警察当局によると、現在取調べを進めているのは、◆国美電器の香港上場に便宜を図るための贈賄◆永楽電器を買収した際の贈賄◆地下銀行を通じた海外への資産移動◆中国本土上場企業複数社の株価操作◆海外ペーパーカンパニーへの資産注入による脱税−−など7件の疑い。また08年末から黄氏が巨額の資金を海外に移していたことが分かっているが、資金の行き先については現時点で不明。（翻訳・編集/KS）