<写真シリーズ・表情>被災地の年越し

Record China    2009年1月26日(月) 18時50分

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2009年1月23日、四川大地震の被災地となった四川省綿竹市での1シーン。現在も仮設住宅で暮らす住民らが、3日後に迫った旧正月を前に、「浮き粉」の支給を受けた。これは中国南部の人々が年越しの際に必ず食する、「湯元」と呼ばれる団子の材料である。

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2009年1月23日、昨年5月に四川大地震の被災地となった四川省綿竹市での1シーン。現在もなお仮設住宅で暮らす住民らが、春節(旧正月)を迎えようとしている。

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地震発生時刻の14時28分で止まったままの時計塔など、震災の傷跡もまだ生々しい四川省各地。この日は3日後に迫った春節を前に、仮設住宅で避難生活を送る住民らに「浮き粉」が配られた。中国南部では、年越しの際に湯元(タンユエン/スープに浸かった温かい団子)を一家揃って食べる習慣がある。中国人が1年で最も重んじる春節、これを食べなければ年を越すことはできないため、材料の浮き粉を支給するという粋な計らいがなされた。

<写真シリーズ・表情>では、中国の様々な1シーンを写真で紹介していく。(翻訳・編集/愛玉)

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