2009年1月27日、中国紙・環球時報は、スイスのダボスで28日から開催される世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」で、フランスメディアが中国とロシアを「VIP扱い」していると報じた。

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フランスのラジオ局「ラジオ・フランス・アンテルナショナル」は25日、ダボス会議の日程を伝える報道の中で「中国とロシアは今会議におけるVIP国だ」と持ち上げた。報道は、初参加となる中国の温家宝（ウェン・ジアバオ）首相とロシアのプーチン首相が初日の基調講演を行うという「象徴的な配役」に対し、「中国とロシアの国際舞台での重要性を強調したい主催者側の意図」と指摘した。

また、フランスのAFP通信は、中国の首相が春節（旧正月）期間中にも関わらず外交部、商務部の高級官僚を従えて今会議に出席することに触れ、「中国が今会議を重視していることの表れ」と報じた。（翻訳・編集/NN）