<丑年>クローン牛まで!?来年は新品種の牛が続々流通か―上海市

Record China    2009年1月29日(木) 8時50分

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27日、丑年を迎えた中国だが、それにちなんで肉牛・乳牛に関する話題が届いた。上海市農業科学院によると、来年には市内に新品種の牛が流通する。写真は07年5月、河南省洛陽市で行われた牛のミスコン。

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2009年1月27日、旧暦の丑年を迎えた中国だが、それにちなんで肉牛・乳牛に関する話題が届いた。上海市農業科学院が「優秀乳牛・肉牛繁殖プログラム」会議を終了させ、来年には市内に新品種の牛が流通する。新民晩報の報道。

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中国の肉牛は基本的に年老いた耕牛であり、筋張っていて硬い。こうした牛肉の代替候補とされているのがイギリス産の高級品種であるサウスデボン種と中国産を交雑させた牛。サウスデボン種は高級牛としての誉れが高く、肉質は繊維が細く、霜降りが刻まれている。さらに、体型が大きく成長が早い、抵抗力が強い、餌を選ばないなどの特徴がある。

乳牛として有名なのは黒と白の模様からなるホルスタイン種だが近年、中国に流入したのは赤と白のまだら牛だ。今冬の寒波からこの牛を守るべく専門家は必死。この品種の牛は乳脂肪率が4.5%と高く、バターやチーズの生産に適している。専門家はこの牛を根付かせるための努力を払っている。

さらに話題となっているのはクローン牛だ。上海市内の科学者によれば、オスとメスの産み分けが遺伝子技術によって可能になったという。生産量の高い乳牛を育てるにはメスだけではなく優秀なオスの育成も大切だ。実際にこうした観点から遺伝子操作を施したクローン牛が上海で誕生し、現在の倍以上の牛乳生産が可能と見られている。(翻訳・編集/小坂)

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