＜中華経済＞自動車燃料向けLPガスに原燃料費調整制度導入―広東省広州市

2009年1月29日までに、新華社が伝えたところによると、広州市政府は2月1日から、自動車燃料向けLPガスの小売価格に仕入れ価格の変動を反映させる原燃料費調整制度を導入することを決めた。

これまでは90号ガソリン（低圧縮比エンジン用）の小売価格に連動させる方法を取っていた。しかし同市では自動車燃料向けLPガスを主に輸入に頼っており、LPガスの国際価格が07年以降、大幅に変動する中、この方法ではLPガスの仕入れ価格の増減を小売価格に反映することができなくなっていた。

2月1日からは市が仕入れコストを基に自動車燃料向けLPガスの小売価格を月に1回見直す。（翻訳・編集/HI）