Record China 2009年1月30日(金) 9時52分
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29日、中国国家林業局は、四川大地震の影響で安否が不明となっている野生のパンダ143頭について、今春以降に一斉調査を開始する予定だという。資料写真。
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2009年1月29日、中国国家林業局は、四川大地震の影響で安否が不明となっている臥龍自然保護地区の野生パンダ143頭について、今春以降に一斉調査を開始する予定だという。金羊網の報道。
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地震発生前、臥龍パンダ保護研究センターではパンダ142頭が人工飼育されていた。地震発生後、研究センターのパンダは中国各地や国外に移管され、現在残っているのは7頭に過ぎない。移管されたパンダの中にはこのほど台湾へ贈呈された「団団(トゥアントゥアン)」と「円円(ユエンユエン)」も含まれている。
一方、震災前に約20万ヘクタールの自然保護地区内に生息していた野生のパンダ143頭については、安否が不明のまま。地震によって保護地区内の山が至るところで崩れ、パンダの食料となる竹が深刻なダメージを受けており、楽観視できない状態と見られている。関係者は「生存していたとしてもかなり厳しい状況に追い込まれているだろう」と話す。
同局では春(5月)以降に専門チームを組織して一斉調査を行い、野生のパンダの生存数などを確認する予定としている。(翻訳・編集/HA)
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