2009年2月2日、韓国聯合ニュースは、中国黒竜江省で起きた韓国人容疑者による就職詐欺事件で、韓国警察は逃走中の容疑者逮捕に向け専門の捜査チームを発足させると報じた。環球網が伝えた。

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韓国警察庁外事調査課によると、容疑者の呂は06年4月〜08年5月、中国黒竜江省で「国家戦略研究所所長」を名乗り、現地の中国人約790人に「韓国の造船工場で働かせる」などと就職のあっせんを装って、手数料などの名目で総額1042万元（約1億3000万円）を騙し取ったとされる。

同庁は「事件は韓国のイメージを著しく損ねた」として呂容疑者を全国の警察署に指名手配。また、同容疑者がかつて潜伏していたとされる大邱（テグ）市と慶北（キョンブク）地方の警察署に専門の捜査チームを結成するよう指示した。（翻訳・編集/NN）